皆さんお持ちのクレジットカード。ブランドはどうやって決めましたか?
既にお持ちの人、これからクレジットカードを作る人に向けて個人的に考察した結果をまとめました。
目次
クレジットカードの国際ブランドは7種類!

クレジットカードはJCB・VISA・master・AMEX・Diners・銀聯・DISCOVERの7ブランドが存在します。
本記事ではVISA・master・JCB・AMEXの4ブランドを比較したいと思います。
VISA/masterはお得?
VISA/masterは、世界シェア1位(50%台)と2位(30%台)のブランドなので、クレジットカードとして使えないという心配はほとんどないですね。
カードが使えるお店でも、加盟店手数料の安いVISA/masterのみの取り扱いという店も珍しくないので、VISA/masterは無難な選択と言えます。
そして、今流行りのスマホ決済では、自分の所持しているクレジットカードを決済アプリに紐づけてバーコード(QR)提示→決済します。

また、割り勘アプリとして有名なKYASHは常時2%還元と破格の還元率となっているのでクレジットカードとのポイント2重取りをしている人も多いかと思います。
これらのアプリに登録できるカードは現在のところVISA/masterのみとなっているので、上記サービスを使いたい方はVISA/masterが良いでしょう。
では、VISAとmasterはどちらが良いのでしょうか?
VISAの場合
VISAは知名度も抜群で「クレジットカードといえばVISA!」と答える人もいますが、メリットデメリットもあります。
- VISAはオリンピックの公式パートナーなので、オリンピックの公式グッズはVISAでしか買えません。
- VISAカードはApplePayで海外決済ができません。
オリンピックは2020年に期待されていますが、コアな話なので割愛します。
重要なのはApplePayです。

iPhoneユーザーの方でApplePayを使っている方は多いのではないでしょうか?
日本で普及し始めたApplePayですが、非接触決済でスマホをかざすだけの決済なのでとても便利ですよね。
しかし、登録しているカードをよく見てみて下さい。

上記はmasterブランドの例ですが、デバイスアカウント番号と券面に「MasterCard」と「QUICPay」の2種類がありますよね。
日本国内でApplePayを使う場合、カードに割り振られたiD, QUICPayのどちらかで支払いをしているはずです。
これはSonyが開発したFelica規格を採用しているため、国内では日本独自のiD, QUICPayで決済をしているからです。
ところが、世界ではFelicaではなくNFCという規格でTypeA, TypeBとして非接触通信を行なうため、iD, QUICPayはもちろん使うことができません。
詳細は省きますが、要はNFC通信として使用できるのは、上記画像デバイスアカウント番号の「MasterCard」だと思ってください。
つまり、上記のライフカードmasterは海外で「ApplePayで!」と言えば支払いができるということです。
実際に🍎マークがある海外のお店で決済できました。


そしてApplePayが日本に導入される際, AppleとVISAが交渉決裂したのが発端で、VISAはApplePayとして使うことができません。

上記はVISAブランドのカードですが、デバイスアカウント番号にも券面にもVISAのマークはありませんよね。
iDとしては使用できるので日本国内は問題ないですが、海外では使用できないので注意が必要です。
masterの場合
上記理由でiPhoneユーザーにはmasterをおすすめします。
また、masterブランドは外貨決済(海外で買い物)する際に他ブランドに比べて、為替レートが1%ほど低いと言われています。
例えば、$の商品をカードで決済した場合、私たちには日本円で請求がきますよね。
そのときのレートがmasterブランドは一番安く請求がくるということで海外好きな方にはmasterをおススメします。
ただし、DCカード(JALカードなど)や三井住友カード(ANAカードなど)は外貨決済時のカード会社手数料が高く、masterといえども他カード会社のカードより高く請求が来る可能性もありますので注意してください。(高額でなければそこまで大差はないです)
ちなみにキャッシングのレートはmasterとJCBが安く抑えられます。
JCBはお得?
JCBは唯一の日本発国際ブランドですので、日本国内・アジア・ハワイなどで使用できます。
それ以外の国では現状あまり使えないようです、、
しかし、VISA/masterに比べてJCBは優待などのサービスが多いのが特徴です。
JCBはディズニーやUSJの公式スポンサーなので、キャンペーンをたくさん行なっています。
- JCBマジカル
- USJ貸切キャンペーン
- ハワイのピンクトロリー無料乗車
JCBマジカル

JCBカードを保有している方、JCBマジカルのキャンペーンにはしっかり応募していますか?
半年に一度のペースでJCBがディズニー完全貸切のキャンペーンを行なっています。
JCBカードで決済した50000円を1口に抽選を行ない、当たれば貸切ディズニーです!
USJも同様なキャンペーンがあります。
対象カードの制限がありますが、プロパーJCBカードでなく、提携JCBカード(楽天カードやセゾンカードなど)でもキャンペーンの対象になります。
ハワイのピンクトロリー乗車無料!

ハワイでピンクトロリーに乗る際、JCBカードを提示するだけで乗車賃が無料になります。
ハワイは特にJCBカードが使えるお店が多いので、ハワイ好きにはJCBがおススメです。
AMEXはお得?
AMEX(American Express)はT&E(トラベル&エンターテイメント)に強いと言われているカードです。
American Express社が直接発行しているプロパーカードだと一番年会費の低いものでも12000円+税となるので、世間一般ではステータスが高いことで有名です。
ここでは、プロパーではなく、提携カードについて記述します。
AMEXが提携しているのは日本国内で現状4社です。セゾンカード、DCカード(三菱UFJニコス)、エムアイカード、楽天カードの4つです。
この4つのクレジットカードはAMEXを無料で選択できるカードがあります。(一部有料)
メリットはやはりT&E系が中心となってきます。
- アメリカン・エキスプレス・コネクト
- エクスペディアで常時8%OFF
アメリカン・エキスプレス・コネクト
アメリカン・エキスプレス・コネクトは日常的な優待やホテル割引が代表的なメリットです。
ここ1年で行なわれたキャンペーンには以下のようなものがありました。
- コンビニエンスストアで20%キャッシュバック
- TOHOシネマズで2500円以上の決済で500円キャッシュバック
- Amazonで5000円以上決済で1000円キャッシュバック …etc
かなりお得ですよね。これらのキャンペーンは基本エントリー式なので、情報をキャッチしてカード管理ができれば上手く使いこなすことができると思います。
エクスペディアで常時8%OFF

エクスペディアでホテル予約をする際、プロモーションコードを入力するとその場で8%OFFとなります。
JCBも似たキャンペーンを行なっています。8%はかなり大きい数字なので、旅行好きにおすすめです。
提携AMEXとなると、年会費無料なのでこれくらいのサービスですが、本家のプロパーAMEXは把握しきれないほどの優待が盛りだくさんです。
詳細は以下の記事をどうぞ。
まとめ
- オリンピックの公式グッズ購入はVISAのみ。
- VISAカードはApplePayで海外決済ができない。
- ApplePayが使える。
- masterは外貨決済のレートが安い。
- キャッシングのレートも良い。
- ApplePayが使える。
- JCBマジカル
- USJ貸切キャンペーン
- ハワイのピンクトロリー無料乗車
- ApplePayが使える。
- アメリカン・エキスプレス・コネクト
- エクスペディアで常時8%OFF
いかがだったでしょうか?
年会費無料のカードを作る際、ブランド1つ選ぶだけでもかなり違いがあったのではないでしょうか?
クレジットカードは信用情報が良好なら何枚でも持てますし、ブランドは同じものでも何枚あっても大丈夫です。
使い方次第でよりお得になれるので、使いこなしていきましょう!
また、クレジットカードはポイントサイトを経由して申し込みましょう!
一撃で10000円前後おこずかいが手に入りますよ。詳しくは以下の記事をどうぞ。
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